ニコラ・テスラ 秘密の告白/ニコラ・テスラ 宮本寿代訳
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2013年1月初版
状態は非常にいいです。
モーターを発明したニコラ・テスラの自叙伝です。エジソンの影に隠れぎみらしいですが、コイルに電流を流すと回転することを発見した著者の功績は半端ないです。本著は自然や人類が持つエネルギー、さらには永久機関にも言及しており、世界を動かす力について著者の知性が余すところなく放電されています。
著者は世界こそがシステムそのものであり生命こそ機械だと語ります。自然エネルギーについて語っているところなど、これってエコロジーだよな、と感じいるところもありましが、著者は私の意図など軽く超え、生命のない頭脳を持った機械(ちなみに人類は自然が生み出した自動機械)、自然エネルギーの無線伝送、フリーエネルギー、そして惑星間同士の交信など、著者の想像力という無線機械はどこまでも届きそうな勢いでした。そして驚きなのは、これが1900年前後に書かれているということです。
世界を変えた人が初期衝動で描写する未来図といった感じで、こういうものに眼がない私は興奮しましたが、誇大妄想でオカルトなところもあると思います。
エジソンもかなりオカルトな一面があって、「エネルギーは不変なので、魂というエネルギーは人間の死後も存在し、このエネルギーの蓄積こそが記憶なのだ」という言葉を残していたり、電気を発明した際、”人類は希望の象徴である光を、自由に操れるようになった”みたいなことを言ってたとどこかで読んだような気がします(うろ覚え…)。晩年は死者と交信するための電信装置を発明しようとしてたとか。
ニコラ・テスラやエジソンの共通したオカルト傾向に思うのは、電気や無線通信には人の思考を拡張させ、想像の地平を拡げる力があるんじゃないかなっと漠然と思ったりしましたが、どうなんでしょうか。呪術化するWifi…インターネットアミニズム…。
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